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借金やカードローンの任意整理について

2016年05月31日

あっと言う間に春が終わり、夏に向けて段々と暑さが増して来ていますね…。
今年の夏は猛暑になるのか冷夏になるのか気になるところですが、取り敢えず
熱中症と夏バテに注意して過ごしたいと思います!

そして今回は「任意整理」について書きます。

まず「任意整理」とは何か?という事ですが
数ある債務整理手続きの中の1つの方法と言えば分かりやすいでしょうか…。
債務整理の手続きには任意整理の他に過払請求、特定調停、個人再生、自己破産があります。その中でも多く利用されているのが「任意整理」です。特定調停や個人再生、自己破産といった裁判所が関与する手続きとは異なり、司法書士が司法書士法に定める範囲において代理人として債権者(消費者金融・貸金業者等)との間で返済方法や毎月の返済額を直接交渉し、債務者(借入をしている方)が無理なく支払いが出来る様な内容で和解を成立させる手続きです。

★任意整理を行うメリット★
・原則として将来利息がカットできるので、完済の目途が立ちやすい。
・利息制限法に基づき引き直し計算を行う事で、債務が減る可能性や取引期間が長ければ
 過払いになっている可能性もある。
※平成22年以降に借入を始めた方は、利息制限法内のため債務が減少したり過払いになる
 事はありません。また平成22年以前に借入をした場合でも貸金業者によっては利息制限法内で
 貸付を行っていることもあります。
・毎月の支払額を減らす事ができるので、無理のない返済が出来る様になる。

が・・・デメリットもありますので、お伝えします。

★任意整理を行うデメリット★
・信用情報(俗に言うブラックリスト)に影響が出るため、返済が終わって5~7年間ほど借入が出来難くなる。
・個人再生や自己破産と違って裁判所が関与しないため、債務(借金)の大幅な減額は見込めない。
・任意整理に応じてくれない金融機関・貸金業者もある。

では「任意整理」の手続きの流れを簡単に説明します
① 相 談
事務所に来て頂き債務の状況等について、お話を伺います。その後、手続き・任意整理のメリット・デメリット・
費用・今後のスケジュール等を説明します。
② 受任通知(債務整理開始通知)の発送
ご依頼を頂きましたら、各債権者に対して受任通知(債務整理開始通知)を発送します。この通知により、債権者
からの取立てが止まります。
③ 債権調査・債務額確定
各債権者から開示された取引履歴に基づき、利息制限法内で引き直し計算を行い債務額を確定させます。
④ 方針決定
再度、来所して頂いて債務額をお伝えした後に「方針をどうするか?」を一緒に話し合って決めます。
任意整理を希望される方には、この段階で毎月、幾らくらい支払が可能か支払原資などをおたずねします。
⑤ 和解交渉
利息制限法で引き直し計算を行った債務(元金)をベースにして毎月の支払原資内で各債権者に分割返済提案
を行い、和解交渉を開始します。
※司法書士法に定める範囲において代理人として交渉いたします。
⑥ 和解締結・返済開始
各債権者と和解書を締結した段階で任意整理は終了です。和解書が届き次第、お渡ししますので和解書記載の
通り返済を始めてください。

さて次は費用について触れておきます。
・相談 … 無料
・任意整理の場合 … 1社あたり20,000円(税別)
・過払い金が発生し取り戻せた場合 … 取り戻した中から15%~20%(税別)
※費用は分割支払OKです。
※当事務所は減額報酬を頂いておりません。

現在、滞納するほどではないが返済が大変で困っている方や既に滞納中の方、1人で悩まずにご相談下さい。
皆様からのお問合せお待ちしております。

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